ひたすら片思い。

片思いする毎日。ドール、学校関連が殆どです。

高校生活を終えまして。

ブログタイトルからわかるように今回は高校の話がメインで、ドールの話は出てきません。

 

先日、3年間通った高校を卒業しました。

けれど中学も高校も同じ校舎で授業を受けていたので、6年間通った学校から卒業した、と言った方が私個人としてはしっくりきます。

 

6年間通った学校、6年間通った通学路、6年間学校のある日は毎日着た制服、6年間くぐってきた校門、大好きなクラスで過ごした日常、…。

その全てとお別れをして新たな道へ進む境目となる卒業式を終えて、卒業式での出来事、それから卒業した今思うことを書いていこうと思います。

 

 

卒業式前後の私のツイートを見ると分かると思うんですが、卒業式でボロ泣きする気しかしなかったので、最大のボロ泣きポイントである校歌を無心で歌おうと決めていました。

 

しかし予想外にも初っ端の吹奏楽部による演奏でウルっときてしまい…

卒業証書授与や表彰は泣かずに来れたんですが理事長先生の話、在校生代表による祝辞、卒業生代表による答辞で1筋2筋スゥーッと涙を流し…

仰げば尊しは涙すら浮かばせずに歌い終えましたが、在校生による蛍の光でついホロリとしてしまいました。

 

そうして校歌斉唱の番がまわってきました。

2番までは危うい気配を感じながらもなんとか歌えましたが、3番あたりで私の斜め前に立っていた子が目頭を押さえて俯いているのをみた瞬間、もう止まりませんでした。

卒業式を終えて体育館を出たあと、式典のとき私の隣にいた子と顔を見合わせて、互いの泣いて真っ赤になった目を見て笑ってしまいました。

学年部長も泣いてたらしいけど、余裕がなくて見れなかったー!笑

 

卒業祝賀会ではいろんな先生とお話しすることができました。

高1のときの担任の先生も私が大学に合格できたことを知っていて、おめでとうと言っていただけました。

ついでに私が一番心配だった、とのお言葉も頂きました…笑

たしかに先生の年に数学でクラスビリや点数1桁をとってしまっていたので仕方ないか笑

でも最後には数学が得点源になるくらい成長した、と胸を張って言えるようになれて良かったです。

しかも私の合格報告のメールを高3の担任の先生が確認した瞬間職員室が湧いた、といろんな先生から言われました笑

私立医学部の中で合格発表日が早い方だったからなあ…笑

 

そのあとお世話になった先生方からクラスにコメントを頂く機会があったんですが、ここもボロ泣きポイントの1つになりました。

話しながら泣いてしまった先生を見たとき、歌を贈ると言って歌の最後で泣いてしまった先生を見たとき、担任が泣くのを見たとき、…。

担任の涙は本当にヤバかったです(今思うともらい泣きが多いぞ、私)。

でもそれ以上にその直後に集合写真をとるって言われたのは衝撃でした。絶対写り最悪じゃないですか…。

 

卒アルのコメントページに英語の先生からコメントを書いてもらってハグしたあと思わず泣いてしまって、先生が「あなたは私と同じように泣き虫なのね」って言いながら2人で一緒に泣いてしまったこともありました。

 

過去最高に1日で泣く回数が多かったように思います。

中学のときも泣きましたけど、多くがそのまま同じ高校に進むので今回ほどは泣いていませんでした。

もちろん連絡先を持っていますし同窓会もあるので本当のお別れではありませんが、これからは今までのように会うことができなくなるから…。

 

 

今思うとあっという間の高校生活でした。

入学式が昨日のことのように感じられるくらい。…言い過ぎかな?笑

 

確かに高校生活のなかで、思い出したくもない嫌な出来事がたくさんありました。

中学までは得意だった数学が突然上手くいかなくなって焦って、初めて学校のテストで信じられないくらい酷い点数をとって泣いて、初めて本気で恋をしてフラレて、音楽会で賞を望むあまり指揮者に当たってしまって、自分は推薦入試に落ちたけどクラスメイトは同じ試験で受かって、第一志望に落ちるばかりか第三志望まで全滅で、…。

 

思い返すとどんどん出てきてキリがない。

 

でもそれ以上に楽しくて、ものすごく大切な思い出がたくさんできました。

それこそたくさんありすぎて書ききれないので具体的なものは割愛します笑

 

卒業祝賀会で高校1年のときの担任の先生に「高校生活は納得できるものでしたか」と聞かれてすぐ頷けるくらい、とても素晴らしいものだったと思います。

それと同時に、いかに自分がめぐまれていたのかを実感することができました。

 

中学から私立の高い学費を払ってもらうことができて、大学受験のために塾の授業料を払ってもらうことができて、私立医学部の高い学費も払ってもらえる。

当たり前のように受けてきた教育も、過去の自分が違う選択をして違う学校に進んでいたら当たり前ではなかったかもしれない。

出会ったクラスメイトは賑やかで自由で、いつも小学生みたいなノリだけど、いろんな人のいろんな面を受け入れられる優しい人ばかり。皆で刺激しあって成長できる、素晴らしい環境で学ぶことができた。

 

そしてこれからもずっと一緒にいたいと思える友達に出会えた。

 

中学から仲のよかった子は皆進みたい道がバラバラだったので高校で1度も同じクラスになれなかったけど、それでも都合が合えば一緒に帰ったし、1度私の家でお泊まり会もしました。

全員の意見が揃うことなんてあまりなかったと思うけど、一緒にいて心地いいし、なにより同じことを一緒に悔しがれて一緒に喜べるのがとても嬉しかった。

中学卒業のときに当時の担任の先生が「高校生活は宝の山だ」と仰っていましたが、3人もの「親友」と呼べる存在に出会えたことが一番の宝だと思いました。

 

 

次は大学の入学式です。

小さな頃から思い描いて来た夢にもう一歩近づきました。

 

これからは今までの感謝を忘れず、理想の自分になれるように努力し続けていきたいと思います。