ひたすら片思い。

片思いする毎日。ドール、学校関連が殆どです。

文化祭を終えました。

昨日、高校最後(第一志望の大学に受かれば人生最後)の文化祭が終わりました。

 

金曜日に、私が所属している美術部夏合宿の3泊4日かけて描き上げた27メートルもある横断幕を校舎に掛け、昨日外されました。掛けられる瞬間、外され下ろされる瞬間に立ち会うことができました。

 

部員たちで協力して横断幕を完成させ、校舎にかけることができるのがこれで最後なのだと思うと涙が出ました。来年は私達高校二年が抜けて大変になるとは思いますが、後輩たちには頑張ってもらいたいです。

 

合宿初日に吹奏楽部と活動場所が被ってしまったため外のグラウンドにビニールシートを敷いてその上で下書きをして一部に絵の具を乗せたり、乾くまで外において翌日屋内に移そうとしたその夕方絵の具が乾く前に雨が降ってしまって色が薄くなってしまったり、と初日からバタバタして大変でしたが、とても楽しかったです。

 

そしてクラスの出し物も大成功に終わりました。和風×幽霊×謎解きをテーマに、降霊術で呼び出した霊に閉じ込められてしまった、という設定の謎解き脱出ゲーム(出入り自由)を行いました。

 

4マス×4マスの正方形に、教室内の至る所に貼られた謎を解いて文字を埋めていき暗号になっていた行動をすればクリア、という内容です。教室内の装飾は黒の画用紙、何色かの色画用紙と同系統の色の千代紙、(私達のクラスは基本的に3年間クラス替えがないので)去年から何人かでコツコツ作ってきた折り紙で装飾しました。

 

第一ラウンドがクリアできれば第二ラウンドに挑戦できるシステムで、クリア後に渡されるエピローグの紙を最初の受付に持って行くと第二ラウンドの謎が書かれた紙が渡され、それと第一ラウンドの暗号を書き込んでもらった紙を使って謎解いてもらう仕組みでした。また先着順で第二ラウンドをクリアした人には景品として小さな折り紙の作品を渡しました。

 

途中で「去年の謎解きも今年の謎解きも面白かったよ」(去年も私たちのクラスは謎解きをやりました)と言ってくださった方もいて、とても嬉しかったです。

 

一日目で500人超え、さらに二日目で600人超えで二日間合わせて1000人もの来場者に楽しんでいただきました。

 

そして閉会式で「クラス賞」として私達のクラスが表彰されました。最後の文化祭で賞をとることができてとてもとても嬉しかったです。クラスの名前が呼ばれた瞬間何が起きたかわからず、クラスメイトたちの悲鳴と歓声で自分たちのクラスが賞に選ばれたとようやく理解し、嬉しくて思わず泣いてしまいました。

 

今年の文化祭で来場者の方の数が一万を超えたと聞き、自分たちのクラスにその10%もの人が来てくれたのだと思うと、これなら賞をとってもおかしくはないな、と思いました。

 

私はロケットの発射準備(打ち上げ)に行くことはできませんでしたが、最後まで最高の文化祭でした。